転職で後悔しないために重要な考え方

ビジネス

仕事って人生の大きな選択なので失敗後悔はしたくないですよね?

でも入社してからじゃないと転職後の会社が良いところなのかはわかりません。

ですが絶対に成功する転職というのは難しくても、失敗する可能性を減らして後悔しない
転職をする考え方はできますし、この考え方は本当に重要です!

お金がかかるわけでもなく、とても簡単ですがバツグンな効果を発揮することでしょう。

この考え方は転職だけでなく、今後何か新しいことを始めたい・家を買うや・結婚するなど大きな転機の判断をする上で生かすことができます!

では、具体例を挙げてご紹介していきます

実際の転職で失敗したパターン

私の知人の転職失敗談を紹介して、その原因と次にどうすれば良かったのかを記載していきます。

その知人はとある有名企業の子会社に新卒から入社してずっとで働いていて、6年勤務していました。

ですが社会人によくある「大きな不満もないけど満足もしていない」という辞めるほどの理由も続けるほどのやりがいもなかったんです。

仕事内容は知人にとって比較的楽な内容でした。

ですが、しいて言うなら大きく変化のない状態に何か成長することもやりがいもなく「このままでいいのか?」とずっと考えており、ついに転職を決意しました。

知人が転職で犯した失敗とは?

結論から言うと短期的なメリットを選んでしまったということです

実際にどういうことか記載していきますが、当初本人はIT技術を身に付けたいからIT業界で探していると言っていました

ですが、転職先を探すにつれ転職先の候補の内容は変わっていきました。

この会社は業界未経験で入れる、こっち会社は東京で仕事ができる、あの会社はリモートワークできるかもしれない…
という風に、目的がブレていたのです

最終的に選んだ会社は、前職の業界でもなく、IT業界とも全く違う製造業の仕事でした。

新卒で何年も同じ会社で働いていた知人が転職し、入社して数日後、私にきた連絡はその会社を辞めるという話でした。

なぜこんな失敗が起きるのか?誰にでも起こりうるありえないミスが起きた理由とは?

先ほどの知人の話を聞くとウソの話でしょ?とかそんな判断ミスはしないよw
なんて思いますよね?

その知人が転職先を決めた理由は、東京で働ける・年収が上がる・休みが増えるという理由でした

転職活動を始めたころは、ざっくりいうと「IT業界で働きたい、その理由はIT技術を身に付けたいから」という仕事内容を中心にしていたのに対し、「東京で働ける・年収が上がる・休みが増える」という仕事内容は二の次にメリットがある理由でした。

確かに重要な理由ですが、前職で「やりがいがない、このままでいいのか?」と思って始めた転職活動ですが、知人の中で高かったはずの”やりがい”という優先度が転職の理由から無くなっていたんです

「東京で働きたい・前職は年収低い・休みが少ない」という愚痴は確かに知人も話していたことがありましたが、IT業界で働きたいのであれば、IT業界で「東京で働けて、給料が今より高く、休みが増える」会社を探すべきです

そして未経験でITの知識がないからその条件が満たされないのであれば、まず一度IT業界で働くことや、資格取得を目指したりスクールに通って条件が満たされるようにする選択肢もあったと思います

ここで言いたいことは、資格を取れや技術を身に付けろということではありません。

この記事にある「転職で後悔しないために重要な考え方」とは「長期的に考えてメリットがある」可能性が高い選択肢を選べということです。

「長期的に考えてメリットがある」可能性が高い選択肢とは?

例えば知人の場合、前職を辞めた理由の、やりがいもなく「このままでいいのか?」という場合は、やりがいのある仕事であれば東京でなくとも、多少給料や休みが少なくても満たされます。

だし、やりがい搾取のような内容では長期的に考えてデメリットが大きいので再度転職するというのもありだと思います。

ブラック企業なのかどうかや人間関係はどうか、どんな実務なのかは実際に入社してみないとわからないことも多いですが、少なくともIT業界で働いて技術を身に付けたいというも目標には近づいています

長期的に考えるということは、もしその過程で予想と違っても軌道修正ができるのです長期的に考えることで客観的に物事を考えることができ、一時の考えにブレないようになります。

この考えは、そもそも転職をするべきかしないべきかの判断でも役に立ちます

家庭があるや、今の会社が満足まで行かなくとも環境は合ってるなど現在の会社でのし上がっていくという決断にもなります。

<MEMO>
A100%900万円がもらえるか、B10%で1億円がもらえるかどっちがいい?と聞くと大半の人はAを選びます。
期待値を計算するとBのほうが有利であるのにかかわらず90%の確率で外れるかもというリスクをとるのが怖いからです。
確定した利益を確保したいという考えが働いて、時にはそれが例え長期的にみるとデメリットでも短期的にメリットがあるならと誤った選択をしてしまうこともあります。

まとめ

あなたが、転職を考えているのであれば、転職先の候補は短期的・長期的どちらにメリットがありますか?

未来を完璧に分かる人はいません。

ですが失敗する確率を減らして後悔しない選択をすることはできます。

10年後のあなたが幸せな未来を想って決断した過去の自分のを、否定しないでください。

過去の自分の選択は間違っていたと後悔しないでほしいと思います。

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